前のページに戻ります

鼬川(いたち)べりの仏たち
第8番 辰巳町二丁目 釈迦牟尼如来
第10番 辰巳町一丁目 福徳地蔵尊
第11番 室町通り二丁目 子安地蔵尊
第12番 堤町通り二丁目 延命地蔵尊
第13番 豊川町 延命地蔵尊
第14番 小島町 延命地蔵尊
第15番 今木町 延命地蔵尊
第16番 向川原町 慈母観音
第17番 向川原町 福壽不動尊
第18番 泉町一丁目 延命地蔵尊
第19番 泉町二丁目 延命地蔵尊
辰巳町二丁目 釈迦牟尼如来




髄川べりに祀られているのは、ほとんど地蔵尊であるが、辰泉橋のたもとにあるのは、お釈迦様の像である。建立されたのは文久元年(一八六一)石
屋村の石工たちによって作られた。大正三年(一九西)の洪水の際に土蔵造りの御堂と共に濁流に呑まれたが不思議にも石仏が一〇メートルも上流で発見されたと伝えられている。釈迦牟尼仏は、釈尊ともいい、唯一の歴史的仏陀である。右手を上に挙げ左手を下げた立像が多い。身体には装飾を着けず、衣だけをまとい、衣の着方には偏祖右肩という左肩だけを覆う方法と通肩といって両肩を覆う着方がある。三十二相の肉讐と眉間にある白毫が特徴である。鼬川流域に多い地蔵菩薩像に対して、位の高い釈迦如来像を建立し、この地帯の水害の鎮静を願ったものと推察される。
前のページに戻ります